雲海を見下ろす小学校で…

シャトースキー場林間コース

スキー場の山頂付近に位置する小学校があります。それは南魚沼市立栃窪小学校。窓から裏山を歩くカモシカが見え、アカハライモリやモリアオガエルが生息する地域で、10人程度の児童が通う小さな小学校です。東京からわずか2時間でこんな小学校が南魚沼にはあるのです!

その栃窪小学校主催の「校内&栃窪関係者のスキー大会」が2月15日(金)に開催されました。この小学校の特徴はスキー大会の他に運動会や文化祭を地区住民も参加する形で盛り上げている学校という事です。この日も1年生から6年生の大回転と滑降競技をメインとして他にも地区民や保護者、また地区民の知人をも巻き込んだ大人カテゴリの大回転と滑降競技が行われました。

すごいのは、スキー場関係者さんや地区民の協力により本格的なポールセットや「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン」いう計測器を使ったタイムレースを行う事。ここまで本気のレースを一学校の行事で行うのはここだけではないでしょうか?

南魚沼市内の小学校で行なわれているスキー授業はアルペンとノルディックがありますが、スキー場へ出かけアルペン授業を行う学校が少なくなっています。ノルディックに重点を置いている学校も多くあります。栃窪小学校の場合はスキー場のすぐ脇を登ったところに学校がある事と山間のためノルディックを安全に行う平らな場所が少ないという理由でアルペン授業がメインです。

初めてスキーを履くという1年生も数回のゲレンデ授業で大回転&滑降競技をクローチングで攻めるまで成長していました。これは驚きです!みんな頑張って完走できてお疲れさまでした。

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